【映画】ディズニー『塔の上のラプンツェル』 ~母娘束縛~

ディズニー『塔の上のラプンツェル』
https://www.disney.co.jp/studio/animation/1090.html

 偽者の母親による、娘の束縛。娘は、塔に、幽閉。その娘を、ノンタイトルの若者が、救い出す。娘は、本当は、プリンセスだった。本当の実家に帰り、娘は、プリンセスに戻り、彼女を救い出した若者と、結婚する。

 この結末、個人的には、ちょっと気になります。「貴方も、私の家においでよ!」。18歳の、思春期の女の子には、まだ、両親からの庇護も、必要なのかもしれません。しかし、宮殿において、プリンセスとしての教育を受けることは、それはそれで、娘にとって、また別な束縛となるのではないでしょうか。しかも、今度は、娘を救い出した若者もが、姫の婿として、つまり、貴公子として、そうした英才教育の、対象となることになります。

 「二人は、小さな町で、小さな家庭を築いて、幸せに暮らしました」。そういう、平凡な結末があっても、よかったんじゃ… えっ、「そんな夢のないこと、言わない」?笑

 なお、この映画、私、8歳くらいの女の子と、一緒に観る機会がありました。
「やっぱり、彼氏にするなら、ああいう男の人がいい?」
「ううん、お金持ちがいい!」
 中島おじさん、何だか、ハート・ブレイク…笑

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