【考えの足あと】宅地建物取引士試験(令和5年度)
宅建の試験を、受けてきました。
結局、受験のための学習は、全くしませんでした。
それでも、民法は、14問中11問、正解できました。
正答率は、78%。
思えば、司法書士という仕事は、毎日、民法の事例問題を、解いているようなものです。仕事が、私にとって、よき学びとなっているようです。
また、宅建業法についても、50%弱、正解できました。
私は、日常的に、不動産の売買による登記を通じて、宅建業者さんたちのお仕事を、拝見しています。そのお仕事ぶりについて、思い出しながら、回答してみたら、このくらいの正答率になりました。「見て学ぶ」こともまた、よき学びの方法なのでしょう。
残る、「宅建業法について得点できなかった分野」や、「都市計画法・建築基準法その他の不動産法分野」については、本当に「専門知」の学習が、必要となるのでしょう。
結局、受験のための学習を、全くしなかった原因は、私が、いままでうまくいっていた方法に、こだわっていたから。「その受験のための学習に、自分の持てる時間の全てを集中すること」。しかし、そのような方法は、いまの私の状況においては、もはや成立しませんでした。
合格に必要な正答数は、おおよそ35。私の、今回の正答数は、27。きちんと学べば、合格に手が届きそうなので、私としては、いまの状況に合った方法を、これから、編み出していってみます。
そもそも、私が、宅建という資格について、学び、取得しようとしたきっかけは、「これから、自分が学んで働いて行くための基礎を、あらためて、作りたいから」。その方向で、新しい方法の編み出しを、試みてみます。
今後、自分が、どのような分野について、よく学ぶべきなのかが、分かってきました。
まずは、受験してみて、よかったです。