【読書】森毅『まちがったっていいじゃないか』

森毅『まちがったっていいじゃないか』ちくま文庫 1988.3.29
http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480022073/

著者は数学者の森毅さん。中学生のための書き下ろし。
私は高校生のころにこの本を読んで、すっかり気に入って、いまも手もとに置いています。

試験・受験のために学ぶ数学は、「いかに公式をたくさん覚えて、それを使えるか」。
そうした試験勉強・受験勉強は、「一時的に集中して頑張る」ための訓練にはなる。
しかし、公式は、本を開けば載っている。
本当に大切な勉強は、問題をアタマのなかで飼っておいて、答えを出すまでに、あれやこれや、自分なりに考えてみて、調べてみること。
その過程で知識も身に付くし、何より大事な「考える力」が育ってゆく。

ものわかりのわるいことで有名な数学者がいる。数学の世界で問題になっている理論について彼と議論しても、その場では、ポカンとしていて、返事も要領を得ない。
しかし、その学者は、その問題をアタマのなかに飼い、2年もすると、その理論についての第一人者になっていたりする。

中学生に限らず、「こうしなきゃいけない」、「まちがってはいけない」、「進路を決めなきゃいけない」という悩みのある方々におすすめです(^^)

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